2024/12/14 20:05
relishの「ヴィンテージ食器を愉しむ会」ということで、今回初の試みでしたが、まずは「味噌」をテーマに前菜やスープ、サラダ、メイン、ごはん、デザート、といったフルコースを、レリッシュのアメリカンヴィンテージ食器を使って頂きました。
(以下★印は レリッシュの器たちです)
まずは前菜の前に味噌3種の味比べからスタート。
濃い色(左):2年もの、大きな量で作りました。
中間の色(右):1.5kgで仕込んだもの(9ヶ月経過)
薄い色(手前):1.5kgで仕込んだもの(7ヶ月経過)
2年ものは明らかに色も濃く、芳醇な味わいです。2年くらいをピークに少しずつ味は落ちていくそう。
たった2ヶ月違いの他の二つも、比べてみると味の違いがよく分かります。
最初は「麹菌」が活躍し、その後に「乳酸菌」、さらにその後は「酵母」によって熟成されます。
★ガラスのケーキ台、ヴィンテージ★
前菜は5品
・ゆべしのクリームチーズサンド
・ブルスケッタ(ナスとニンジンの漬物が入っているしょう味噌のせ)
・ヤーコンと寒天のコブサミコ和え
・わさびな
・寒天&いちご
ゆべしは岐阜県恵那市笠置町の特産品で、ゆずの皮に味噌生地を入れて干す保存食です。クリームチーズを挟むと更に食べやすく、濃厚なゆべしですが軽いかんじでいただけます。
ブルスケッタの上には「しょう味噌」を。金山寺味噌、とも言うそうです。マヨネーズを加えてあります。
ヤーコン!は、私はもしかしたら始めて食べてかも。千切りにして水にさらして生でいただきました。コブサミコは昆布とバルサミコ酢を組み合わせたもの。数種類のナッツを砕いて上にかけました。
★ラッセル・ライト、アメリカンモダンシリーズ、ディナープレート(色・グラナイトグレー)★
続いてサラダとスープ
サラダは里芋に味噌+生クリームのソースを和えてあります。春菊、かいわれ、ニンジンを添え、上にはコブサミコのドレッシングを。(コブサミコに甘酒とオリーブオイルをプラス)
生クリームと合わせた味噌はとても食べやすく、他の野菜などにも試してみたくなりました。
★ラッセル・ライト、アメリカンモダンシリーズ、フルーツボウル(色・シャルトリューズ)★
スープはニンジンスープ。炒めた玉ねぎと玉ねぎ麹も入っています。甘味がより引き出され、まろやかで優しいお味。子どもにも大好評でした🎵仕上げに生クリームとトーストしたバケットを添えて。
スープは取って付きの大きなキャセロールに入れてサーブしました。
★ラッセル・ライト、アメリカンモダンシリーズ、カバードキャセロール(色・シャルトリューズ、シーフォーム)★
★ラッセル・ライト、アメリカンモダンシリーズ、カップ&ソーサー(色・シャルトリューズ、シーフォーム、グラナイトグレー、ブラックチャツネ)★
メインは豚肉のソテー
岐阜県瑞浪市のボーノポークを、味噌、みりん麹、みりんかすを合わせたものにひと晩漬けてから焼きました。ボーノポークはとても柔らかいお肉ですが、さらに柔らかくなり味噌や麹の風味もあって絶品です。
ルッコラと土鍋で炊いたご飯とともに。お米は岐阜県東白川の「龍の瞳」、ツヤツヤでした!
★ファイヤーキング、プリムローズ・アイボリー、ディナープレート★
★ファイヤーキング、チューリップミキシングボウル S★
最後にデザート
味噌クッキー、スパイスチャイに漬けた杏、シフォンケーキ、苺
苺は岐阜県恵那市上矢作で初摘みの苺です(初摘みは大ぶりだそう!)。杏はドライのものをスパイスチャイティーに漬けて柔らかくなっています。スッキリさっぱり&ほのかにスパイシー。
★ガラスカップ:パイレックス★
★ソーサー:フィエスタ プレート各色★
さっそく参加された方からのご感想もいただきました!
「何もかもが本当においしくてご飯もおかわり😋 いっぱい食べたのに胃もたれもなく体スッキリ 魔法のようなランチでした」
「ほんと、美味しかった〜 美味しいもの食べると幸せ感じるよね〜」
「じっくり美味しいものと向き合って食べてる感じがして、なんて贅沢なひと時😍 郷土のものと、そのストーリーは興味深いね」
レリッシュとしては、なかなか実際には使えていないアメリカのヴィンテージ食器たちに、こんなに色々なものを盛り付けることができて、器たちがとても喜んでいるように思います🎵
日本の伝統的な食材の味噌をテーマに、日本とアメリカのマッチング。
まだまだこのシリーズが続くことを願って、妄想を広げていきたいと思います!
ご参加、ご協力、本当にありがとうございました!